赤ちゃんに触れ命の重さ実感 西条西中 「いのちの授業」
赤ちゃんや子どもと接して命の大切さを学ぶ「いのちの授業」が26日、愛媛県西条市氷見の西条西中学校であり、3年生60人が慣れない手つきで36組の親子と触れ合った。
県の委託事業でNPO法人共育コーディネートグループSHAKEが実施した。授業では、突然走りだしたり、泣き始めたりする子どもらに生徒らは悪戦苦闘、おもちゃなどを使ってあやしていた。中には膝の上で寝かしつけるつわものもおり「体にぴったりくっつけるといい」など母親らからアドバイスを聞いていた。
男子生徒(15)は「大人になって子どもができたら自分も(子育てを)やりたい」と笑顔で話した。
2016年度のいのちの授業は松山市や今治市など約10校で行う。西条市では14年度の西条北中、小松中に続いて3校目。